事件解決までの流れ
当事務所にご依頼いただいた場合、事件解決までの流れは、概ね以下の通りです。

ア 第1ステップ
まずは、当事務所までご相談下さい。事情をしっかりと聞き取った上で、今後の流れや、今後なすべきことをしっかりとお示し致します。
その後、当方のアドバイスに従って、資料の収集を行っていただき、それを元に請求内容を検討します。
イ 第2ステップ
資料が揃ったら、会社宛に通知書を送付します。これは、弁護士が介入したことを会社に伝えるとともに、残業代が時効消滅してしまうことを防ぐ意味合いがあります。
また、ご依頼者様が収集できなかった追加の資料を求める場合もあります。会社が必要な資料を出してこない場合には、証拠保全という手続きを利用して、裁判所経由で強制的に収集することもあります。
ウ 第3ステップ
示談交渉がまとまらなかった場合には、裁判手続に移ります。主に労働審判と訴訟があります。
労働審判は、原則として3回以内で終わる、迅速な解決を目的とした手続きです。3回以内で終わるため、早ければ2~3ヶ月で終わることもあります。争点が比較的少ない事案では、早期解決のために有効な手続きです。
訴訟は、争点が多い場合、激しく対立することが予想され、きちんと争わなければならない場合に行います。時間は、1年~1年半程度かかる可能性がありますが、じっくりと争うことができ、裁判官にきちんと判断してもらいたい場合に有効な手続きです。
エ 第4ステップ
労働審判または訴訟で合意が成立した場合は、それを裁判所上で調書にしてもらい、相手方に支払ってもらいます。
仮に、合意が成立しなければ、労働審判の場合は審判、訴訟の場合は判決が下されます。それにより、裁判所の判断が示されます。こちらの請求が認められれば、それに従って相手方に請求していきます。
また、和解や判決が出たにもかかわらず、相手方が支払ってこない場合は、強制執行の手続きに移ります。
以上の流れで、残業代を回収します。